英リプリーズ盤RSLP9004 70年録音 前作、Then Play Onを最後にピーター・グリーンが脱退し、トリプルからツイン・ギターになったフリートウッド・マックの四作目。 エルモア・ジェイムスとプレスリーから多大な影響を受けたジェレミー・スペンサーとフォーク志向の強かったダニー・カーワンの音楽性が交じり合った唯一無二のサウンドは本作でしか味わえない異色作。 しかしながら前作の延長のような Earl Gray, Tell Me All The Things You Do等は聴き応え充分。 ジャケットはジョン・マクヴィーの奥方クリスティーン・マクヴィーの手に依るもので、バック・コーラスとキーボードでもゲスト参加。 リプリーズは70年まで英国 PYEが配給を行っており、71年初頭からレコード番号はKで始まるキニー・エンタープライズがワーナーを通じてディストリビュートを開始します。 本作はそのキニー・エンタープライズが配給を行う直前、 PYEがプレスを行ったRSLP規格のレアな逸品。 マトリックスは手書きのRSLP9004A1とB1のファースト・プレス。
Jeremy Spencer (g, sl-g, vo, p) Danny Kirwan (g, vo) John McVie (b) Mick Fleetwood (ds, perc)
Christine McVie (back vo, key)
This Is The Rock Station Man Blood On The Floor Hi Ho Silver Jewel-Eyed Judy Buddy's Song Earl Gray One Together Tell Me All The Things You Do Mission Bell