英アトコ盤228026
68年録音
幻の名盤の誉れ高い、おしどりコンビ「ソニーとシェール」の奥方、シェールの6枚目のソロ作。
インペリアルからリリースした前作 Backstageが不発に終わったことでアトコに移籍、心機一転、録音場所に選んだのがアラバマのマッスルショールズ。
バッファロー・スプリングフィールド、ボブ・ディラン、ボックス・トップス、オーティス・レディング、ダン・ペン等の曲を取り上げ、飾り気のないボーカルは絶品です。
いぶし銀のようなエディ・ヒントン、ロジャー・ホーキンスらのバッキングの素晴らしさはもちろんのこと、旦那のソニー・ボノがプロデュースを退き、ジェリー・ウエクスラー、トム・ダウド等に任せたのも成功した要因。
本作も売り上げ自体はパッとしなかったものの評論家筋の評価はすこぶる高かったようです。
レーベルは非常にレアなポリドール・プレス。
マトリックスは228026A/1と B/1
Cher (vo)
Eddie Hinton (lead g)
Jimmy Johnson (rh g)
Barry Beckett (key)
David Hood (b)
Roger Hawkins (ds)
Jeannie Greene (back vo)
Donna Thatcher (back vo)
Mary Holiday (back vo)
Sue Pilkington (back vo)
For What It's Worth
(Just Enough to Keep Me) Hangin' On
(Sittin' On) The Dock of the Bay
Tonight I'll Be Staying Here With You
I Threw It All Away
I Walk on Guilded Splinters
Lay Baby Lay
Please Don't Tell Me
Cry Like a Baby
Do Right Woman, Do Right Man
Save the Children
カンガルー・ポケットの見開きジャケットには若干の擦れ、下部に折れ皺、エッジに擦れ、内側左上中央に落書きがありますが概ね良好です。
盤には傷がA3の前半にありチリパチノイズが続く以外は良好です。