英パーロフォン、モノラル盤PMC7011
66年録音
グラハム・ナッシュが在籍していたことで知られるホリーズの4作目は傑作といわれる Butterfly, Evolutionの影に隠れていますが本作も聴き応えのある逸品。
マージー・ビート世代にとってはビートルズに並ぶ存在でしたが、サウンド的にはサイケ・ロックとまではいかずともモッズ系サウンドに魅惑的なコーラス・ワークが加わり、切なくさせられるメロディが魅力。
スモール・フェイセズほど黒くなく、ビートルズほど思い切りメロディアスでもなく、初期のザ・フーほどロックっぽくない、でも底辺にあるのはモータウン系R&Bやノーザン・ソウルだったりでセンスは一級品。
レーベルはグラモフォン・リム、Sold in UK、タックス・コードはKT
ジャケットはビートルズの For Sale同様の見開き、カンガルー・ポケットで、内側右側上下にフリップ・バック。
マトリックスはXEX617-1Gと 618-1G
Allan Calrke (vo, harmonica, g, ds)
Graham Nash (g, vo)
Tony Hicks (lead g, vo)
Bernie Calvert (b, p)
Bobby Elliott (ds, perc)
What's Wrong With The Way I Live
Pay You Back With Interest
Tell Me To My Face
Clown
Suspicious Look In Your Eyes
It's You
High Classed
Peculiar Situation
What Went Wrong
Crusader
Don't Even Think About Changing
Stop! Stop! Stop!
見開きジャケットには黄ばみ、表面に小さな染み汚れがいくつか、背、エッジに擦れと傷み、裏面右下角に2センチ半X1センチの剥がれがありますが概ね良好です。
盤の数ヶ所に薄いすり傷や傷がありところどころでチリノイズがしますが概ね良好です。