米デッカ、モノラル盤DL8130
54、55年録音
マルチ・リード奏者のハービー・フィールズとメルローズ・アヴェニュー・コンサーバトリー・チェンバー・ミュージック・ソサエティが片面を分け合った作品。
シカゴを拠点に活動していたフィールズはボブ・シールのシグネイチャー・レーベルからデビュー、翌年に吹き込んだサボイ盤でマイルス・デイビスがレコード・デビューしており、ビル・エバンスも一時期在籍していたようですが録音は残されてないようです。
全体的にスィング系のサウンドでA1ではマーシー・ルーツがスキャットを聴かせてくれます。
フィールズはその後、R&Bやロックンロール業界で働くべくジャズ界から姿を消したようです。
B面のメルローズ・アヴェニュー・コンサバトリー・チェンバー・ミュージック・ソサエティにはマーティ・ぺイチ、ジャック・モントローズ等が顔を揃えていますがリーダーは不明ですが、貫禄のウエスト・コースト・ジャズが楽しめます。
レーベルは54年から60年まで使用されたオリジナルで、フラット・エッジ。
カンパニー・スリーヴ付き。
Deep Groove
Herbie Fields (cl, ts)
Joe Black (p, harp)
Rudy Cafaro (g)
Peter Compo (b)
Guy Vivdros (ds)
Kai Winding (tb)
Bill Byers (tb)
Eddie Bert (tb)
Bart Varsalona (tb)
Marcy Lutes (vo)
Yoshiaki Nadaoka (g)
Harvey Lang Jr (b)
Nicholas Drago (tp)
No More Words
The Lady Is A Tramp
Baltimore
Nutcracker Swing
St. Louis Blues
Makin' Whoopee
Stu Williamson (tp)
Bert Herbert (as)
Jack Montrose (ts)
Buddy Collette (ts)
Bob Gordon (bars)
Marty Paich (p)
Curtis Counce (b)
Chico Hamilton (ds)
I'm Forever Counting Geigers
Id
Skip To My Loot
Speak Easy
ジャケット右上の剥がれは修復済み、天割れ8センチ、底割れ3センチ、底抜け10センチ、裏面が若干黄ばんでいますが概ね良好です。
盤の数ヶ所に傷がありところどころでチリパチノイズがしますが概ね良好です。