英RCA盤LSA3010 70年録音 スタン・ケントン楽団を皮切りに自身のリーダー作を何枚もリリースしているアルト奏者チャーリー・マリアーノが70年に結成したジャズ・ロック・グループ「オスモシス」の唯一の作品。 のちにドイツの United Jazz and Rock Ensembleや Embryoにも参加するマリアーノはもはやジャズの枠には収まりきらない多才さ。 冒頭曲等はもろブリティッシュ・ロックの香りが漂っており、雰囲気はブラック・サバスの一枚目やクリムゾンのレッドを連想させ、演奏はソフト・マシーンやイフを彷彿とさせる、とてもアメリカのグループのサウンドとは思えない緻密さとカラー。 マトリックスは ZPRS5483-2Eと 5484-1E。
Charlie Mariano (ss, as, fl, nagaswaram) Bobby Knox (vo) Andy Steinborn (g, vo) Charlie Bechler (key, melodica, tympani, chimes) Danny Comfort (b) Lou Peterson (ds) Bobby Clark (perc, ds, vo)
Of War and Peace (in part) Beezlebub Thoughts Aften Stray Sunrise Shadows
Adrift Sunlight Scorpio Rising Please Let Me Go Geoffery's Tune Of War and Peace (In Full)
Sleep, My Love (Epilogue)